2020/09/30 09:58
12月4日(金)に公開の映画
『ノッティングヒルの洋菓子店』
を鑑賞しました。
私自身、食べることが大好きなので大満足な内容でした。
舞台は石を投げれば洋菓子店に当たると言われるほど名店が密集するロンドン西部の高級住宅地ノッティングヒル。
そんなライバルひしめくノッティングヒルのゴールボーン・ロードに、名店で修行をしたパティシエのサラと親友で共同経営者のイザベラの2人が念願の洋菓子店を誕生させようとしていたがサラが突然の死で夢はあっけなく幕を閉じてしまう。
サラの夢をあきらめきれないイザベラとサラの娘のクラリッサは、絶縁していたサラの母、ミミを巻き込んでパティシエ不在のまま洋菓子店「ラブ・サラ」のオープンに向けて走り出す。
そんな3人の前に現れたのはミシュラン二つ星のレストランで活躍するスターシェフのマシュー。
20年前ガールフレンドだったサラから逃げた過去を持つ彼は、あることを償うためにパティシエに応募してきたのだ。
様々な思いを抱えた4人は「ラブ・サラ」を人気洋菓子店に成長させられるのか?
「ラブ・サラ」の運命を大きく変えるきっかけに日本発のあのケーキも登場します!
登場するたくさんのお菓子を手がけたのは、世界中でレシピ本がロングセラーとなっているヨタム・オットレンギ率いるロンドナーに絶大な人気を誇る有名デリ「オットレンギ」が全面協力。
洋菓子を通じて伝統と多文化が入り混じるロンドンの今を見せてくれます。
登場する3人の女性にも注目です。
ここ数十年で最も成功した英国女優のひとりと評されている貫禄のセリア・イムリー、
『チャーリーとチョコレート工場』(05)のシェリー・コン、
『暮れ逢い』(13)のシャノン・ターベット。
3世代の女性の団結と自分と向き合う姿は要チェックです。
かけがえのない人を突然失った3人の女性達は、残された時間は意外と短いのかもしれないと気づくことができたのなら迷う前に行動すべし!
1軒の小さな洋菓子店に起きた感動をぜひ劇場でご賞味ください。
ロンドン滞在で食事に困った時、オットレンギ(Ottolenghi)は本当に役に立ちます。コロナが明けたら是非!
