素敵なお話の試写会に行ってきました。

スペイン・フランス合作映画『MADRE(原題)』が邦題『おもかげ』として１０月に全国公開されることが決定。

最近はちみつ入りのマカロンが流行っていますが、マカロンの発祥の地としても有名なサン＝ジャン＝ド＝リュズもロケ地の一部で登場します。

元夫と旅行中の息子イバンと電話をしているエレナは、その会話の内容から息子がたった１人で海辺に取り残されていることを知る。

その電話が息子の声を聞いた最後だった。そして１０年後、イバンが失踪した海辺のレストランで働くエレナの前に現れたのは、息子イバンの面影を宿したフランス人の少年ジャン。

エレナを慕うジャンは彼女のもとを頻繁に訪れるようになりますが、そんな２人の関係は周囲に混乱と戸惑いをもたらしていきます。

我が子をなくした女性が失意から立ち直り、暗闇から光へ、死から生へ、罪悪感から赦しへ、人を赦すことで新たな一歩を踏み出し、恐怖から愛へと少しずつ歩み始める 一人の女性の再生物語。

本作は、２０１９年のヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門に選出され、主人公エレナを演じたマルタ・ニエトが主演女優賞を受賞し、スペインで4つもの主演女優賞を獲得。エレナの息子の面影をまとう少年ジャンは、本作が長編映画３作目となる新鋭ジュール・ポリエが演じる。

１０月から東京・シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国でロードショー。

お出かけください。